排水管や雨樋、つまりの意外な原因
昨日よりは湿度が低いのかな?
それでも、ちょっと外に出るだけで汗が出るようになってきました。
これで梅雨が明ければ、本格的な夏の始まりです。
もう9時半を過ぎると、犬の散歩も厳しくなってきたし、
そろそろ私の自家製カキ氷シロップも、登場かもしれません!
さて、今日はたまに頂くお問い合わせについて、皆様にもご報告です。
築8年から10年くらいのお施主様より、排水管や雨樋のつまりに対する
お問い合わせをいただくことがあります。
調査に行って、原因としてもっともあげられたのが、実は「根っこ」なんです。
根っこが管の中で成長して伸びたり、大きくなったりすることで、水のはけが悪くなり、
そこへトイレの汚物やトイレットペーパーがひっかかったり、
雨樋の場合には、樋のコーナーにマツバや落ち葉もつまったりして、
オーバーフローを起こしたりすることが多いのです。
この梅雨の時期は、特に注意なさってください。
以前、トイレの詰まりで呼ばれて行った際は、汚物から養分をたっぷり吸い込んだ根っこが
巨大化していたことがありました。
また、2階デッキの排水・雨樋を詰まらせると、それこそオーバフローが雨漏りの原因になることも。
根っこやデッキのスノコ下の落ち葉など、最低でも年に1度は点検が必要です。
うすい枡、おすい枡の中にも、根っこがあることがあります。
これは開けるのもそんなに難しくないので、場所だけでも確認しておいてくださいね。
そして、根っこを見つけたら、早めに切るのが大切です。
大型犬などを飼われているお宅は、意外にスノコの下に犬の毛が溜まっていることもあります。
松の木が近くにあるお宅は、これも要注意。
快適に暮らしていただくためには、やはり住まい手によるメンテナンスが欠かせません。
私たちは、そのお手伝いをすることは出来ますが、まずは住んでいらっしゃる方々の
手のかけ方で、家は長くももつし、傷みも進みます。
特に技拓の家のように、木の家に関しては、早めのお手入れが大切です。
そのために、家に関するどんな小さなことでも、まずはご相談いただければと思っています。
お手入れ方法など、どんな些細なことも結構ですので、
疑問に思ったことなどなんでも、お気軽にお声をおかけくださいね。