暮らしと生物多様性について
10月に入って、風がそよそよ吹くたびにキンモクセイの
甘い香りが、そこらじゅうからしてきます。
今年は猛暑の影響か、少し開花が遅かったように感じますが、このキンモクセイ
小さき頃から大好きで、家を建てるなら必ず植えたいと考えていました。
先日、テレビを観ていたら、ある番組で「暮らしと生物多様性」について取り上げていました。
COP10の開催に関連したニュースから、この生物多様性という言葉を頻繁に聞くことになりましたね。
これは、生態系・生物群系または地球全体に、多様な生物が存在していることを指すのですが、
この番組の中で、住宅に関する話が出てきて耳を傾けてみると、
ある大手ハウスメーカーが、大型分譲地の外構計画で、華やかな花を付ける
外来種だけでなく、在来種も混ぜて植栽したところ、昆虫や鳥の数が増えてきたというデータ
のお話でした。
日本で生息している虫達はやはり在来種の木を好むため、当然集まり始めます。
そこへその虫や木の実を見つけて、在来種の鳥たちも増えてきるというお話。
このサイクルを生み出すプロジェクトは、素敵なことだと思います。
私達も、是非こういった外構プランを積極的に提案していき、緑を増やし生態系を崩さない努力が
必要だなと、改めて感じてました。
在来種は少し地味なイメージはあるけれど、私は昔の祖母が大切に育てていた庭を
思い出して好きですね。
地球をそして生態系を守るために、私達が出来ること。
一歩ずつ、踏み出して行きたいですね。
次回は、お引渡しが住んだ新築のご紹介です。
お楽しみに♪