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夏涼しい家は、冬も温かい

今日から12月。
冷え込むとは聞いていましたが、本当に朝から気温も上がらずに寒い1日でしたね。

今日は、午前中から横浜に行ってきました。
東京ガス 「暮らしのデザイン展」が、パシフィコ横浜で開催されていたので、そちらの展示会と
午後に開催される、建築家 千葉学氏のセミナーに参加してきました。
私たち、湘南では馴染みが深い「ウィークエンドハウスアレイ」の設計コンセプトなどのお話も含めて
聞くことができたので、とても楽しい時間でした。
柔軟な考え方をおもちの千葉さんのお話や作品から、我々も住宅デザインのヒントを伺えた気がします。

さて、暮らしのデザイン展では、開発中商品なども含めて展示されていたり、暮らし方の提案など
を見学してきました。
まだ開発中ですが、外用ガスコンロやガスのBBQコンロなど、ちょっとほしいものが多かった♪
あと、前々から私も注目していたミストサウナのコーナーでは、
担当者のご提案で、今度春先には、東京ガスのミストサウナ「MISTY」を実際に体験させて
頂ける機会を作ってくださると聞いて、ちょっと楽しみにしています。
ユニットだけでなく、在来でも取り付けは、課題はあるものの可能になったというお話でしたので、
今後に期待しています。

また、来年5月に発売予定の壁掛け式ガス暖炉「ファイヤーウォール」が、
ちょっと魅力的な商品でしたねぇ~
エアコンなどと違って、ふく射熱を利用して、とても暖かい環境を作り出すことができそうです。
技拓向きな暖房器具として、ちょっと注目してます。
人気の薪ストーブは、とっても魅力的なのですが、イニシャルコストが若干お高めだし、
薪を入手するにも少々コストと手間がかかる。
主暖房として活用するには、少し厳しいかもしれない。
できることなら、薪ストーブつけたいですけどねぇ~
でも、このガス暖炉は、お値段も30万前後。
炎のある暮らしって、やっぱり好きなんです。うちのスタッフ♪

ところで、ふく射熱と言えば、
最近日中のお天気がよかったので、自宅に戻るとふく射熱で温められた室内は、
夜も暖房いらずで過ごせる毎日に、有り難いと感じたばかりでした。
気密性や断熱性の高い住宅に、室内のふく射熱環境を作り出すデザインを加えれば、
建物全体を暖めてくれるということを、今つくづく実感しているんです。

ある雑誌で、「微気候デザイン」という言葉を目にしました。
微気候とは、住まいとその周辺に限った局地的な気候のこと。
微気候では、温度も湿度も風も、広範囲の気象や気候とは微妙に異なっている。
微気候を生かすことで、自然に寄り添う快適な暮らしを実現することが、住まいにおける
微気候デザインの考え方。(※男の隠れ家より)
ということです。

この微気候デザインを重視して、自然エネルギーを上手に取り込めば、
冬の陽射しから得た熱を逃さず室内に溜め込み、冬の暖にうまく活用する。
一方光の通り道だけでなく、風の通り道を考えたつくりであれば、夏は涼しくなる。
色々な設備をONしていくことをする前に、まずはその土地の持つ特徴を
デザインに取り入れ、太陽の光や風を室内に導き、
自然エネルギーを有効利用することを
来年は、もっともっと真剣に考えていこうとしている私たちです。
夏は涼しく、冬は暖かな住まい。
省エネルギー住宅は、イニシャルコストの高い設備投資を考える前に
まだまだできることがある気がしています。