このプロジェクトは、鎌倉で活かされずに眠っている土地を、街に貢献する形で活用しようとはじまりました。
技拓はこれまで鎌倉・湘南を中心に注文住宅の家づくりを行ってきましたが、鎌倉暮らしをスタートさせたい方、気に入った賃貸住宅が見つからないと悩むクリエイターの方、「技拓の家に住んでみたい」と思っていた方などからの要望を受け、20年ぶりに賃貸住宅 (テラスハウス）を提案いたします。
街並みへ貢献する
このテラスハウスは、鎌倉の街並みに貢献することを目指しています。
その土地の歴史を紐解き、行き交う近隣の人々まで楽しませる植栽や木塀、レッドシダーの経年変化を楽しめる外観、鎌倉という街の景観にも好循環をもたらす建物にしたいと考えています。
交流を生む
鎌倉ならではのコミュニティや街との関わり合いが自然発生的に起こる、ゆるやかなコミュニケーションを通じ、地域の安全や、いざという時の相互の助け合いを実現したいと考えています。
「へり」の植栽が四季を彩り、近隣や行き交う人々の視線を楽しませる。近隣と面した広場や共有空間などのフリースペースを街の誰もが利用できる。そうして、さらなる会話や交流が街に生まれるような場をつくっていきたいと考えています。
技拓らしさを活かす
技拓の得意とする縦の空間構成を活かし、抜け感と広がりのある賃貸物件を目指します。無垢の素材を内外に使用することで経年の変化により趣が増し、街並みや歴代の住人のみなさんと共に鎌倉で歳を重ねていくテラスハウスです。
賃貸には珍しいドライウォールの採用や温熱環境への配慮。「賃貸だから」と仕方なく諦めていた要素を、技拓だからこそ実現できる質の高い賃貸物件としてご提案します。
鎌倉以外でもできますか？
はい、もちろんです。このプロジェクトは技拓の50周年企画として地元鎌倉への「恩返し計画」としていますが、今後は湘南地域全体に、“街と街並みに恩返し”することを志した賃貸テラスハウスとして拡がっていくことを願っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
現在鎌倉に住んでいませんが、
親の土地を活用したいと
考えています。可能でしょうか？
「鎌倉へ恩返し」をキーワードとしていますので、鎌倉に住まわれている方に限らずこの街にご縁のある方、ご家族様などからのご依頼も喜んでお受けいたします。管理・運営面などのご相談・サポート提案なども弊社から可能な限りご協力いたします。
技拓のテラスハウスがどうして
街への恩返しになるのでしょうか。
技拓は長い間「家づくりは環境の創造である」との思いで、家を介して街並みを大切にしてきました。街を愛する不動産会社・地主・住人の方々がこのプロジェクトに参画することで、これまでの景観を思い起こすような建物や植栽のあり方が、地域と人の関係性を創造するきっかけになり、鎌倉への恩返しに繋がっていくと技拓は考えています。
賃貸の間取りは、
すでに決まった規格プラン
しかないのでしょうか？
サイト上のイラストや模型は、技拓が考えたひとつの形であり、土地の形状や広さ、立地などの条件や地主の方のお考えをお聞きしながら、理想のテラスハウスを提案させていただきます。
部屋数を増やした運用がしたいので、
ワンルームのアパート
という形は可能でしょうか？
このプロジェクトでは、技拓の縦の空間構成を活かした余白のある暮らしを賃貸でも味わっていただきたいと考えております。そのため、ワンルームは今回の趣旨とは異なります。アパートをご検討の方は、別途ご相談ください。
ローンや資金繰りの
相談に乗ってもらえますか？
利回りなどが気になります。
このプロジェクトには、参画している不動産会社や財務コンサルタントのサポートがあります。資金調達から賃料や利回りまで、プロジェクトごとに個別相談にてご対応させていただきます。
フリースペースとは
どんなものですか？
オーナー様が開く店舗、近隣と面した広場や庭、住民以外の方も利用できる貸しスペースなど、街に開かれた共用部を想定しています。安全やセキュリティー面に十分配慮しながらも、フリースペースがテラスハウスと近隣との橋渡しとなり地域のハブとなっていくような使い方を、オーナー様と模索できたらと考えています。
竣工後の管理・修繕にも技拓が関わることで、通常の賃貸住宅では叶えられない自由な暮らしを提供したいと考えています。例えば、入居者による壁の塗り替えやビス打ち、一定程度のDIYも可能とします。また共有スペースを設けることで、街とテラスハウス内外の緩やかな交流が生まれ、次世代にも鎌倉らしい文化や人の繋がりが受け継がれていくことを願っています。
オーナー様、住まい手、フリースペースを使う近隣の方々が、掃除や簡単なメンテナンス、植栽の手入れなどを“手間”を掛けながら、一緒に楽しく育てていけるテラスハウスでありたいと考えています。
季節に一回の庭や共有スペースのお手入れなど、はじめは技拓などがメンテナンス等のお手伝い・アドバイスを行い、最終的にはオーナー様と住人による自治へと移行できるよう、ご協力いたします。みんなで“手間”を楽しみ、家と景観への愛着を育んでいければと考えています。
もちろん、躯体に関わる専門的なメンテナンスは管理会社に依頼します。
恩返しを現実にするために。
このプロジェクトは続きます
