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イレギュラーならではの良さ

随分時間が経ってしまいましたが、お引渡しが完了した
新築のご紹介です。
今回は、技拓とイギリスの融合と申しましょうか、
技拓としてはイレギュラーな挑戦で、とても楽しく
そして大変有意義なお仕事をさせて頂きました。
そんなお話です。

「家を建てるなら、地元の工務店で」
と思ってくださり、他の工務店も検討する中、
会長とご主人とが意気投合し、
技拓に決めてくださいました。

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ご主人はイギリスの方、奥様は日本の方。
殆どの打合せは、英語の話せる会長@白鳥和正は必ず同席。
専門用語は、奥様では中々伝えきれない部分がありました。
白鳥は、過去にカナダへ資材視察などで、長期滞在していたため、
材料の特性、サイズの考え方など、誰よりも熟知しています。
そんな事が、信頼を得られたのだと思います。
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設計図は、ご主人の頭の中にあり、
「家を建てるなら、こうしたい!」がはっきりされていました。
それを具現化するためのドローイングや、
建物を質の良い状態にするノウハウを担当したのが、
技拓であった、そんなイレギュラーな家造りでした。
海外の考え方、文化。とても勉強になった思考が、
あちらこちらに存在しています。
仕上げていく上での難しい納まりを、どうするか?
お施主様と、監督・職人さんと時間をかけ
将来性も考えた納まり。
意匠的な納まり。
お互い妥協できるところを、
現場で何度も何度も話し合い、決めていきました。
言葉が通じない、通じにくい中、沢山のコミュニケーションの上で
成り立った家と言っても過言ではないと思います。
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こちらの現場は、お客様がイギリスで調達した資材、家具、部品、設備、
照明器具そしてキッチンキャビネットがありました。
コンテナ到着の連絡が入り、港の倉庫へ行き、1点1点確認。
取り付ける関係者に立ち会ってもらい、
何が不足か?日本で調達できるのか?を調べてもらいました。
それでも、実際現場に搬入すると、さまざまな問題が起きてきます。
その度に、その部分の工事が止まり、
検討し、解決策を考える。
そんなこんなが、沢山あった現場でした。
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唯一3階には、和室があります。
「Standard japanese style」でというリクエストでした。

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でも、終わってみると本当に楽しかった。
監督や職人さんたちは、大変時間をかけ、頑張って納めてくれました。
苦労が多かった分、各部屋の「物語り」が、今でも思い出されます。

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これから、お客様の方で、お庭を完成していきます。
どんなお庭になるのでしょう?
竣工パーティを開催してくださるそうです。
その時がとても楽しみです