時代を重ねて、住まい方も変わる
昨日はあんなに暖かくて、鎌倉山の桜のつぼみも一気に膨らんだのですが、
今日の体感温度は、すっかり冬モード・・・ 余計に寒く感じますね。
今年は、各地でお花見のイベントが中止となっていますが、
オフィスから見える桜並木、今年も静かに花をつけ始めています。
観光地での相次ぐイベント中止は、さらに日本の経済低迷に拍車をかける気もします。
が、あれだけの死者行方不明者が出た今回の震災。
東北の方々を考えると、浮かれている場合ではないし、
そういう気分にもなれないというのも、また日本人の今の素直な気持ちなんだと思います。
本当の意味での「春」が、早く日本に訪れて欲しいですね。
さて、この春の新しい広告写真が決まりました。
築10年のK邸
とても綺麗に住まわれていて、時を経た趣きが出てきました。
撮影の時にも色々なお話をしてくだり、
お施主様とお話をするのは、とても楽しいです。
10年前のデザインですが、古さを感じることなく、とても素敵な広告になりました。
雑誌等で見ていただけると思いますが、今回もとても目を引く広告が出来きました。
地震直後に、撮影にご協力いただいて、改めて御礼申し上げます。
さて、ここ数日。
ご相談が増えているのが、やはり耐震補強について。
今回の地震で、築20年近くのお客様などから、お問い合わせが来ています。
でも、耐震補強だけが理由というわけでなく、家族構成の変化などにより
改装を兼ねて、一緒に耐震補強もしておきたいということが多いようです。
お子様が育たれ、ご両親がご高齢になられたことで、介護も視野に入れた
ご両親との同居型住居へとリフォームされたいというお話や、2世帯住宅を
新築でお建てなられるお話などなど・・・
近年建てられた方々でも、いずれは同居できるようにと、間取り設定される
お施主様も増えています。
世界に先駆けて、超高齢化社会を迎えようとしている日本。
オフィス近辺の鎌倉山や七里ガ浜・片瀬山というった高台にある住宅地も、
やはり高齢化が進んでいるようで、
ご自宅を手放される住民の方も、増えている気がします。
増築や改装工事のご相談もさることながら、
購入された中古住宅のリフォームなど、最近お問い合わせを頂くように
なったのは、やはり時の流れを感じます。
その時々に合わせて、増築したり減築したり、バリアフリーにしたり
一度建てた家を、大事に上手く利用するということも、大切なことですね。
しっかり建てて、長く住めるそんな家づくりを更に目指していきたいなと、
改めて感じています。