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自然エネルギーの地産地消


昨日は風を伴う激しい雨に見舞われましたが、
今日は、打って変わっていいお天気ですね♪ 気持ちがいい~
暖かくなってくると、目が覚めるのが楽しみになってきます。
お日様を浴びて、そよそよとした風を部屋いっぱいに取り込み、
今日も一日頑張るぞ!という気分になります。
玄関先の、フォレストパンシーの可愛らしいピンクの花も咲き出して、
オフィスのオリーブもたくさんの新芽を出し始めました。
さて今年は、どのくらい実をつけてくれるのかな?

さて、今朝出勤前にテレビを観ていて知ったのですが、
長野県の南信州飯田市では、太陽光発電の積極的に導入するための取り組みを
しているんですってね。
今回の原発事故があって、ようやく私は知りました。
エネルギーの地産地消を目指して、市から事業を担う民間企業「おひさま進歩エネルギー有限会社」
が設立され、さらには全国初の市民出資により、初期投資0円システムを実現した市です。
この取り組みにより、地域に仕事も生まれるし、市外に流れていた投資資金も取り込み、
資金力のない家庭でも、月々の定額払いによって、太陽光発電を取り付けることができるし、
ファンドを支えている市民にも年2%の利回りがつくというシステムだそうです。

今回、県知事選挙で黒岩氏が当選しましたね。
前にも書きましたが、彼も太陽光パネルの設置推進を呼びかけた方です。
今後の神奈川県が、どのように現実的な取り組みにしていくのかが、気になるところです。

お施主様でも、原発事故後、そして黒岩氏が当選したこともあり、
太陽光発電の設置について、興味をもたれている方が多くなってきました。
初期投資でかなりの費用がかかるために、家を建てるにあたり、検討はされるものの
最終的には断念ということが多かったので、我々も正直、まだまだ勉強不足です。
しかし、補助金制度の復活や、
地震の起きた3月11日の午前中に、自然エネルギーの全量買取制度が閣議決定されたことは、
偶然とは思えませんでした。

またソフトバンクの孫さんが、個人で自然エネルギー財団を設立ということで、
財団に、個人資金まずは10億円を寄付というニュースを知りました。
ご本人も、「自分に何が出来るかわからないが、知って何もしないのは罪である。」と言われて、
何が出来るかわからなくても、どうにかしなくてはイカン!と、彼の心が突き動かされ、
行動に移したという事実が、私は素敵だと思いました。
成功するかもしれないし、失敗するかもしれない。
でも、なにもしないよりマシだ。という彼の人間性に対して、個人的には応援したいと
感じました。
きっと、彼は日本というよりも、人類そして地球の将来を見据えて、
大きなビジョンを持っているんだと思います。
行政にだけ任せるのではなく、民間からもこういうボーダーレスな発想が出来るリーダー的存在が、
これからの人類そして地球の未来を、より良いものにしてくれるのかもしれません。

未来を託された子供や孫たちに、より安全な生活を残していってあげたいですね。

日本は、世界でも高い技術を持った国だと聞きます。
蓄電技術や地熱技術の発展を目指して、将来を見据えた大きなビジョンを
日本から発信できたら、ほんとにすごいのになぁと、感じています。
かつて、唯一原爆を落とされた日本が、原発の事故で世界から取り残されることのないよう、
政府もそして国民も、これからの未来を真剣に考えてみる時だと、
私は今、ニュースを通して感じています。

情報の中には極端なものもあるし、我々の知る由もない事実などあるでしょうが、
まずは知ろうとすることが大切なのかな。
そこから、何が正しいのかを見極めて、小さな意見を発信することも、私達一人ひとりの
責任なのかもしれません。
自然エネルギーについて、これからもっと学んでいきたいと思っています。