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技拓が伝えたい10のこと その9

暑い真夏日が続いています。
今年は、札幌でも30℃超えが目立ち、野外競技でのオリンピック選手も大変だろうと思います。
この暑さの中、室内であっても夏場の木陰は大変重宝するので、
昔から、できれば西向きに落葉樹のシンボルツリーをお勧めしてきました。
冬は西陽ですらありがたいので、落葉樹にすることで
日中の陽だまりを取り込むことができるからです。
家そのものに性能を持たせるだけでなく、木々とも上手に共存していくことで
受ける恩恵はまだまだありますね。

さて、10回にわたり「技拓が伝えたい10のこと」を紹介して参ります。今回は、その9になります。

家というのは、長い間家族が暮らすための大きな買い物です。
ということは、「家を買うのではなく、暮らしを買うということ」とわたしたちは考えています。
だからこそ、未来も見据えて考えてほしいことがあります。

技拓が伝えたい10のこと その9

 
建物とまちとの「へり」にあるもの、それは植栽、庭、自然です。
家の歴史を物語るシンボルツリーを植え育てましょう。
園芸管理を通して豊かな「へり」が生まれるとそれが景観となり、まちの住人とも
心の交流が生まれます。

技拓は、環境に溶け込むような家づくりを長く目指してきました。
外壁に使用しているレッドシダーの味わいは、季節の移ろいも木々を通してより
美しく感じることができます。
互いに相乗効果を生み出し、歳を重ねるごとに環境に溶け込み始めます。
それが景観となり街並みとなります。
もし、あなたの土地が更地だったとしても問題ありません。シンボルツリーを植え、
まちと敷地のへりを植栽で豊かにしてあげてください。
手入れをしていると、近隣との挨拶や会話が増え、きっと笑顔も増えていくに違いありません。
その心の交流は、いつしか周りに影響を与えていくことでしょう。
それが街並みに変化をもたらすことを私たちは知っています。