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技拓が伝えたい10のこと その4

2021年に入って早々に、またもやコロナ感染の拡大による緊急事態宣言が再発令
されてしまいましたね。世の中の混乱はまだまだ先が見えない状態。
そんなときほど、自分たちの暮らしを見つめなおし、家にいることがストレスにならないよう
考えていく機会かと感じてます。

さて、10回にわたり「技拓が伝えたい10のこと」を紹介して参ります。
今回は、その4になります。

家というのは、長い間家族が暮らすための大きな買い物です。
ということは、
「家を買うのではなく、暮らしを買うということ」とわたしたちは考えています。
だからこそ未来も、見据えて考えてほしいことがあります。

技拓が伝えたいこと その4

4.普遍的な価値を大切にするために、家はあくまで「名わき役」に徹し、
住まい手が「主役」になることが重要です。空間づくりを大切にした家づくりをしましょう。
そぎ落としすぎず、過多にしすぎないバランスが大切です。

その時代の流行りを追い求めすぎると、いつしか建物は古さを感じてしまうもの。
実際に躯体自体が古くなくても、時代遅れを感じてしまう家を時々見かけます。
なので、家が主役になりすぎないことを、私たちはずっと選んできました。
あくまで「名わき役」に徹し、住まう手の好みを家具やファブリック、色などで
住まい方を楽しむことをお勧めしています。
要するに建物で造り込みすぎないこと。
3世代にわたって家が引き継がれていくことを目標にしているので、
いつの時代でも、どんな年齢にもしっくりと来るような建物であることを大切にしています。
それが普遍性という大きな価値であることを、わたしたちは知っているからです。
しかし、そこに技拓ならではのデザイン性もきちんと表現しておきたい。
それがそぎ落としすぎず、過多にしすぎない「バランス」という長年の経験とデザイン性と
考えていただけると嬉しいです。

プランを考えているときは、どうしてもアイデアややりたいことが盛りだくさんになりがち。
でも、これから10年、20年、40年先を考えて、本当に必要かと一度立ち止まって見てくださいね。
じっくりと考えていくことで、見えてくる暮らし方があるはずです。