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技拓にできること、技拓だからできること

さて、雨の4月1日。
わが社も新しい期に入りました。
ここ鎌倉山もとても静かに、桜の満開を迎えています。

世界中で、今混乱が起きています。
私はすっかり、IT化が世界を変えるのだと思っていましたが、今回のコロナ感染によって
世の中全体が大きく揺さぶられ、私たちは気づかされてしまいました。
今までの在り方が、本当に正しかったのだろうか?と。

多分、この先に大きな時代の変化のために、たくさんの犠牲もでるやもしれない。
そんな不安も誰もが抱えている今。
そう、今だからこそ、これからの生き方、もっとラフにいえばライフスタイルを
見直すいい機会ともいえるのではないでしょうか?

働き方改革といわれて久しいですが、なかなか中小零細企業では1歩を踏み出せずにいたり、
個人商店もしかり。
でも、今回のコロナによって、社会の仕組みがどれだけもろく、いろいろなことに
依存状態だったことに気づかされたように思います。
これから収束するまでに、長いスパンでとらえていかなければならないとも言われている中で、
自分たちの仕事や暮らしをどう考えて、乗り越えていくのか。
今は、踏ん張りながら頭をフル回転させるべき時だと、痛感しています。

そして、私自身今いろいろな人とのリモートによる対話で、多くの気づきを得てもいます。
今こそ、コミュニケーションを円滑に行い、小さな地域ごとの仕組みに移行するための
荒行のよう。
一度膨張しすぎたグローバル化が、一度急激なドメスティックへ向かい、そしてまた
ふたたび新しいグローバルシステムの在り方になるのだろうなと。

収束はいつになるのか未知の世界ですが、地域ごとに業種ごとにどうあるべきか、
自分たちの暮らしにとって、本当に大切なことはなんなのか。
人生の喜びはそもそもなんだったのか。
恐怖と不安で、どうぞ思考停止しないよう、フル回転で頭を働かせて考えていけるよう、
我々も暮らしの在り方について、発信できるように努めていきたいと思います。

もはやただ家という箱を作る時代、上っ面のライフスタイルを謳った家づくりの時代は、
終わったようです。
我々一人一人が、どう生きたいのか?どんな暮らしをしたいのか?
それをサポートすることが私たちにできること。
そこに、経験と文化を織り交ぜて、お手伝いさせていただくことが、
技拓の役目と考えています。
皆様のお役に立てますよう、頑張って参りたいと思います。