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技拓に行って話を聞いてみよう

技拓に行って話を聞いてみよう

 

奥様の仕事上の先輩から「家を建てるなら技拓にいってみたら?」

と言われたそうで、ご主人と一緒にお越しくださいました。

平成26年の夏6月。

まだ土地も決まっておらず、まずは話を!で足を運んでくださいました。

 

決めていたことは「鵠沼に住む」という事。その条件下で、いくつかの土地候補が上がってきました。

「この場所は、どうだろうか?」と契約の意志を固める前に、技拓は建築をする立場で土地を見に行きました。

土地の価格と、建物の予算。出来上がった商品を買うわけではないので、なかなか難しいところです。しかし、ご夫妻共に自身のお仕事が「造り出す」という事をされているので、私達の立場もよく分かってくださいました。

何度かの検討の末、ようやっと半年後に今の土地を探してこられました。古屋の建つ少しうっそうとした敷地。決める時はこの状態で決断をしなくてはいけません。この状態から新築を想像する。敷地は「無」になり、ゼロから作り出す想像。初めての家造りには難しい決断でしたでしょう。住環境、日当たり、道路の状態が判断材料。

「あとは設計に任せよう。きっといい家を造ってくれる、はず」と…。技拓は責任重大です。

 

ヒアリングをし、最初のプレゼンテーションは昨年の2月。この家は、お母様と若夫婦の住む家。将来子供が増えるかも。具体的な事はそのくらい。あとは、

どう家で過ごしたいか?「気持ちよく過ごせれば」

玄関の向きだけが懸案事項で向きを変えたくらいで、あとはほぼファーストプレゼンのまま。仕事上で何時も逆の立場なご夫妻。伝え方も、プランの受け入れ方もとてもクールでした。

 

一回目の見積提出の時は、案の定、予算オーバーをし、金額を調整していきました。質を落とすのではなく、考え方を変える。諦められることは諦める。この作業は、100%のお客様が通る節目。この時は何時もに増して真剣な打合せでした。

その後、全てが決まり家造りのスタートを切り、詳細の決め事の打合せは現場であったり事務所であったり。空間の担当はそれぞれ決まっていて、外構はご主人。キッチンは奥様。

 

それ以外は、ご夫妻でアクセサリーや見えてくる器具決めのみ。ご主人が事あるごとにおっしゃっていました。「日本企業が潤うように」と。ほとんどが日本メーカーの品々です。

でも食洗機は沢山洗えるドイツのAEG。

予算を抑えるためにデッキやフェンスは、ご主人のご実家のお父様が応援に。常日頃DIYがお好きで、積極的に参加してくださいました。

ご主人の故郷のお話しは、とても楽しく聞かせていただきました。そして数年前までイタリアに居られたご夫妻は、イタリア人の不思議さを、面白おかしくお話ししてくださいました。その中でとても印象的だったのは、「イタリア人は今も真剣に真面目にダビンチのような天才が、イタリアから出てくると思っている。でも自分は絶対にならない」という話し。楽しい打合せは終わりました。今は、家を育て楽しんでいらっしゃると思います。

愛媛の話は、また伺いたいです。