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家を大好きになる

ここのところ、朝晩に寒さを感じるようになってきました。
11月半ばにもなると、年末に向けて、
ただでさえ仕事のほうは慌ただしさがでてきますが、
今年は、台風15号.19号の影響で職人さんも不足しており、
緊急性の高いものから順に復旧工事をしながらも、
新築工事や改装工事にまで影響がでてしまうほど、
足場屋さん、屋根屋さん、大工さんの手が不足しているのが現状です。
ただいま、お待ちのお客様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、
なにとぞ、ご理解を頂けましたらと存じます。

さて、2019年もあと1ヶ月半となりました。
最近、弊社で発行をしているマガジンの第四弾の取材が始まり、
お客様のところにお話をお伺いに出かけることが多くなっています。
そこで改めて感じることは、家というものは、やはり暮らしをしながら、
刻まれる記憶が増えてくるとともに、味わいが増すということを感じざるを得ません。
現場から家に、いわゆる「house」から「home」になるように
徐々にその家に住む人の想いや記憶が増えていくとともに、
愛されていればいるほど、結果それが「価値」として刻まれていくのだと。
資産価値というものの見方は、スペックで語られることが多い中、
数値やデータで可視化できない価値は、やはり家を育てた人の愛情に対しての
共感なのだと、お施主様にお会いするたびに感じるのです。

技拓のマガジン「住む人」は、来年の2月末から3月初旬に発行を予定しています。
来週で、弊社のお客様の撮影は終わり、特集の取材へと進んでいきます。
今回も大変興味深い内容になりそうで、発行が待ち遠しく感じます。
おかけが様で、VOL.3も在庫が残りわずかとなりました。

現在、都内の小さな書店での販売も継続しておりますが、
オンラインショップをメインに販売しております。

暮らしがベースにあってこそ、人生に深みが出るように、
家にも味わいがでてくるということを
体感していただけるような、本へと育ってほしいなと思っています。