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活動期も終焉期も技拓の家でスタート

逗子に新築を建てていただいた、お客様は、昭和60年・三鷹で1件目の技拓の家を建ててくださったのです。

当時はまだ幼少だったお嬢様達も30歳を超え、いよいよ大幅に住まいに手を加えていこうと、2014年春に三鷹の家の改装案が浮上しました。そこから建替え案に移行し、プレゼンテーションをしている最中に、同居されているお嬢様が神奈川への転勤が決定され、ここ三鷹に居る必要があるのか?と悩まれました。家族会議を何度か行い、出た結論は もう一人のお嬢様家族の住む、鎌倉の近くに移り住むという選択。(お嬢さん家族は、平成20年に技拓で家を建ててくださったのです。ありがたいお話しです。)家を造るという大きな事は、おそらくこれで最後になるだろう…し。であれば、家族が気楽に行き来でき、助け合う事ができる鎌倉か逗子が良いのではないか?と決断されました。

そこから、急ピッチで土地探し。鎌倉や逗子の土地を幾つかご覧になり、その都度、私達技拓側も拝見してきました。決めた土地が、三鷹で計画した建築プランが、そのまま入る土地でした。設計者が驚くほど。若干の窓の位置やサイズの変更はあったものの、配置も形も変わらず。住み慣れ快適だった三鷹の家の感覚が残っていたのでしょうね。玄関の位置までも変えずに済んだということは、驚きでした。

土地も決まり、プランの再検討も終わり、そこからはテンポよくいろいろと決まっていきました。技拓の家に住まわれていましたし、お嬢様のお家にも何度も足を運ばれていたので、イメージ伝達の理解は早いです。そして「こうしたい」が明確で、また私達の意見や提案にもyesと no がはっきりしていて、決め事に、あまり時間をかけず進行していきました。

2階のリビングダイニングキッチンは、十分三鷹で満喫したので、今回は1階がLDKとしたい。そして、最も重要な事…三鷹の家を造る時、ご実家からの引き継ぎ品としてステントグラスを建物に嵌め込みました。ご主人の伯父様は霊南坂教会のステンドグラスも納めた宗教画家さん。もうお亡くなりになったお父様、伯父様の思いを受け継ぐ。そして、今回も一緒に引っ越しをする。この思いは、必須でした。このステンドグラスの取り付ける位置も、今回の計画で重要なポジションでした。

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重要なテーマが決まり、あとは内装の色使いや使用材は、お客様の好み。楽しく打合せをし、決めていきました。

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2015.10 (13) 

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引っ越し終えた時のご夫婦がにこやかで、この場所で楽しんでいこうという気持ちがお顔に表れていました。

また、新築1年生をどうぞよろしくお願いいたします。